れいの記録

日記ではない

「ダリフラ」にハマり、「ファフナー」への感情と似たものを抱いたことの駄文

放送開始から1ヶ月以上たち、ようやく見始めた、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」。
錦織監督の作品を見たことがなかったためか、あるいは単にアニメを見ようという気力さえ沸かなかったためか。
自分の好きな作品に関わったスタッフ(※1)が数多く参加しているにも関わらず、事前情報さえチェックしていなかった(※2)。
※1) 今石洋之(以下敬称略)はキルラキルやパンストが大好きだったし、林直孝はシュタゲで名前を覚えている。また、コヤマシゲトベイマックス田中将賀は「君の名は。」でそれぞれ名前を知った。
※2) 例外として、CONTINUE SPECIALに掲載された、「コヤマシゲト×錦織敦史×若林広海」の座談会は読んでいる。ダリフラ作成までの歴史・経緯がメインの話題で、ダリフラのビジュアルも載っていなかったけれども。


TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」PV第1弾 | 2018.1 on AIR

 

しかししかし、日曜の夜に1話を見てからは最新話(その時は5話)まで追いつくのはあっという間で、2月20日(火)に6話をニコ生で見た後、改めてもう一度コメ無しで6話を見直すくらい、ハマってしまった。

キャラもロボも曲も設定も、新しく何かが出るたびに、全てが好きになってしまう。
1話の段階ではゾロメやミツルは苦手だったのに、6話まで見た今ではパラサイトの全員が好きだし、
フランクスのデザインや戦闘でのチームワーク、リトレリチアの強さなどなどが好きだし、
OPとEDは映像も曲も良くて、特にED(XX:me 「トリカゴ」)はまだTVサイズしか配信されていなのに、それだけを延々と聞き続けるくらい好き。

この、アニメの全てを肯定してしまう感覚。
一つだけ、過去に同じような感覚を抱いた作品がある。

 

それは、「蒼穹のファフナー」である。

 

2004年に第1期が放送され、現在もシリーズが継続しているロボットアニメ。
蒼穹のファフナーは、全ての話、全てのキャラに愛着を抱いてしまい、平和な1話冒頭を見るだけでも涙ぐむくらい、好きな作品だ。
ダリフラファフナーの間に、世界で何が起きているか知らないまま戦う子どもたち、主人公機以外はあまり強くないもののチームワークで対抗する、など設定に共通項があるからか。
はたまた、ヒロとゼロツーとイチゴの関係性に、一騎と総士と真矢の関係性と同じようなものを見出しているのか。
(ゼロツーと総士は子どもたちの知らないことを知っている、ヒロとゼロツー・一騎と総士の間にある依存関係的なもの、イチゴと真矢が他二人の関係性に割って入れない感じなど)
まだダリフラが途中ということもあって、その「全てを肯定してしまう感覚」が何に由来するか、具体的には説明できない(ファフナーについてもうまく説明できないのに)。

 

今回書きたかったのは、ダリフラファフナーに対する感情が似ていることにより、一つ気にしていることがある、ということだ。
それは、今後のダリフラが、ファフナーと似た展開、もっと率直に言えばパラサイトたちが数を減らしていく展開になるのではないか、という懸念である。

 

ダリフラの6話を視聴する際、ヒロとゼロツーが3回目の搭乗をするということで、誰かが死んでしまい、それがきっかけとなって覚醒、という展開になる覚悟をしていた。
しかし実際には、26都市の部隊がピンチになるもののゾロメの活躍で無事で、13都市メンバーは傷一つなく、ヒロとゼロツーの気持ちがより強力に重なり合ったことで問題なく乗れるようになった(っぽい)という、極めて明るい展開になった。

 

6話で誰かが死ぬと思っていたのは、6話までの間、「13都市を過去に防衛していたパラサイトは全滅」「前線」「大人たちから子どもたちへの過剰な熱狂」など、人(少なくともパラサイト)が死ぬことが少しも珍しくない状況である伏線が貼り続けられていたからだ(記憶違いがあれば申し訳ない)。
で、そんな話がされていながらも、6話までの段階で誰も死んでいない(ナオミについては無事だと言われただけで、その後は死にかけたヒロの脳内にしか出ておらず不確かだが)。
むしろそれどころか、叫竜もちゃんと倒せて、ヒロは3回乗っても死なず、26部隊とも(たぶん)距離が縮まったなど、いいことしか起きていない。
6話で誰かが死んでしまっていたのなら、今後の展開に覚悟を持ちながら見られる。
しかしこのまま、「誰が死んでもおかしくない世界」で「子どもたちが誰も死なない」状態が続くと、揺り戻しとでも言うべきか、上がりきったところで急降下が起きてしまうのではないか。
そう考えてしまうのである。

 

ヒロだけでなく他のメンバーの成長も見られる6話の展開は熱かったし、ゼロツーの秘密がちょっとずつ見えてきて続きが気になるし、やっぱりエンディングは素晴らしい。
だけどこの先、上がり続けたテンションが最高峰まで上がったとき、何もかもが崩れてしまうのではないか。
そんな不安はあるが、もしそんな展開になったとしても、ダリフラが好きだという気持ちは変わらない、とも思う。

 

今後の展開がどうであれ、CDやBD、漫画などを買って応援したり、次の話から1話毎に感想を書いていって、作品への応援は続けたい。
(BOXや映画以外のアニメBD・DVDの購入は初めてなので、コンプリート特典を目指す)
まだ6話までしか見ていないものの、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるので、見ていない人は1話だけでも見てほしい。

ダーリン・イン・ザ・フランキス 第1話「独りとヒトリ」 アニメ/動画 - ニコニコ動画


こんなところで、一旦書きたいことは書ききったと思う。
今日はダリフラの1〜5話を見返そうと思っていたのに、この記事を書くだけで2時間以上経ってしまった。
ダリフラのことを考えるのは楽しいので無駄ということはなかったけれど、やはり記事を書くのに慣れていなさすぎるなあ、ペース上げて更新したい(といつも書いてる)な、と思ったのであった。

 

というわけで、それでは。
(もう2時だ…)

トリカゴ(TV size)

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 ※EDがホントに好きなので、7話からのEDも期待している。

 

PS. ダリフラの最新話まで追いつく際、全てdアニメで視聴した。最近使用できていなかったMacBookで視聴し、Retinaディスプレイの良さも実感できたのであった。