2017年見た映画でよかったやつに順位をつける
2017年は、意識して映画をなるべく多く見ていこう、と思い始めた年だった。
そこで、昨年公開された映画の中で良かった順にランキングを付けておこう、という昨年やっておけという試み。
なお、昨年公開の映画でみた作品は15本でした。
(過去の作品も含めれば2,3倍にはなるだろうけど、小島監督などの見た作品数を考えるとただただひれ伏すしかない)
では以下、ランキング。
- ブレードランナー 2049
公開直前に初めてブレードランナーを見てハマったこと、2049の映像や演出がいちいち美しくて好きだったことなどの総合点で高順位に。
あと、自分が昔思っていた「映画」に対するイメージである、とにかくきれいな映像、明確でないストーリー、存在感ある俳優、というそのイメージのままだったため、1位とした。 - Fate/stay night [Heaven's Feel] 第一章「presage flower」
これまた、公開直前に原作のHFルートをプレイして感情が高まっていたこと、細かい感情表現やランサー戦闘シーンの良さによって2位に。 - マイティ・ソー バトルロイヤル
2017年になって初めてマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)作品群を見始めて、昨年公開された映画は全て見たものの、その中で一番良かったと思う(邦題を除く。見る前は、まあラグナロクじゃ内容伝わらないもんな、と思っていたが、実際に見てみたらバトルロイヤル要素が非常に薄かったので)。
ドクター・ストレンジとソーが出会う序盤のシーンや、終盤のラグナロク関連の話がとても良かった。 - 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー
細かいミス等はありつつも、複数ライダーの映画としてこれ以上はないのでは? と思った作品。
詳しくは以下の記事を。
- ドクター・ストレンジ(BD)
前述したように、昨年からMCUにハマり始めたのだけれども、ちょうどドクター・ストレンジの公開時期にHuluで配信されたことがきっかけだったので、これ以前の作品を見ていたら映画館では見られなかったのでBDで視聴。
ドクター・ストレンジ本人のポリシーや、戦闘の映像など非常に良かったものの、クライマックスで(展開に文句はないものの)中盤までのようなすごい映像のあるシーンで占めてほしかった。 - パワーレンジャー
期待の新星。日本のスーパー戦隊シリーズではなかなか描けない、ティーンエージャーがヒーローとして戦うまでの過程を丁寧に描いていて、Life is Strangeに通じるところがあってとても好きだった。
「Power Rangers」の曲が流れるシーンなど、リメイク元である初代パワーレンジャーへのオマージュなんだなー、というシーンも良かったものの、巨大戦闘シーンをもうちょっと頑張ってほしかったのでこの順位に。 - GODZILLA 怪獣惑星
公開直前まで、劇場公開とNetflixでの公開が同時だと思ってたのでノーマークだったものの、Netflixはいつ配信するか分からないことを知ったので(最近公開された情報によれば1月18日公開の模様)、劇場で視聴。
シン・ゴジラとはまた違うアプローチで、「ゴジラ」というものを真正面から描いていると感じた。
前日譚の小説を読めばもっと順位が上がるかもしれないけど、3部作の1作目で予告映像を見ても次回の展開が読めないので、一旦これくらいの順位に(小説の購入くらいはしておこう)。 - 名探偵コナン から紅の恋歌
ここ数年、弟の付き添いという形でコナンの映画を見に行く事が多かったのだが、どれも自分の好みには合わなかった。(昔の映画は知らないが)自分が見た作品では、謎解きが終わった後に、アクションシーンをクライマックスとして持ってくる構成だった。しかし、コナンはミステリやサスペンスの王道と思っているので、やはり謎解きで締めてくれないと、謎も解けて犯人もわかったのになぜまだ終わりに向かわないのだろう、と思ってしまうのである。
しかし今作では謎解きとアクションが並行して行われたため、むしろ相乗効果でクライマックスの盛り上がりが良かった。さらに、服部平次と和葉と映画登場キャラの大岡紅葉の恋模様も非常に良かったので、これだけはBDも買っていつでも見られるようにしたいなあ、と思っているのだ。 - 美女と野獣
昨年公開の映画といえばこれ、と言っても過言ではない作品で、自分もかなり好きでBDまで買ったものの、その後に見た映画に良いものが多すぎて、この順位に。
まあ、なんというか美女と野獣なんてストーリーを全て知っているわけで、評価するとすれば音楽や映像なのだけれど、それらは文句なしに素晴らしかったものの、ミュージカル映画を見るのが初めてだったのでその当惑が強く出てしまい、この順位に。
繰り返し見たい作品としては1位かもしれない。 - 宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲
下にあるエグゼイドの映画と同時上映だけれど、こちらのほうがなぜか好きだった。戦隊映画として王道をいきつつも、各キャラクターの良さが存分に出ていて文句つけるところがないなあ、という感じ。 - 劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング
非常に期待して見に行って、たしかにいい映画だった。しかし、何というかTV本編がまだ終わってないのにネタバレになるとか、同時上映ゆえの尺の中途半端さとか、映画だけどいつもの場所ばっかりだなとか、なぜか文句が多くなってしまう作品だった。
当時はTV本編の終わり方が見えてしまって楽しみを奪われたという感情が強かったので、BDで見返したらもっと純粋な評価ができるかもしれない。 - 銀魂
銀魂のアニメや漫画を一切知らず、キャストもよく知らず見に行ったが、非常に面白かった。
劇場で「奇跡の一枚」ネタを見て、「あ、この人が橋本環奈か」と気づいたのは良い思い出。 - キセキ -あの日のソビト-
なぜか家族揃って見に行った映画。
特にGreeeen好きというわけではなかったものの、志葉丈瑠とフィリップとヒカリが出ていて、特撮好きとしては非常に楽しめた。
また、ストーリーも(どこまでが実際のエピソードかわからないまま)結構楽しめた。
ただ、この映画が良かったのは、Greeeenの楽曲の良さが多くを占めてるなあと思ったのでこの順位に。 - スパイダーマン:ホームカミング
昨年見たMCUの映画の中では再開になったスパイダーマン。
この順位の理由は、単にスパイダーマンをこれまで見たことがないが故に気になったところがあるとか、ホームカミングってなんだ? とかそういう細かい引っ掛かりがあったため。
特に、これまでのスパイダーマンを見たことがないのは致命的で、MCUのスパイダーマンがシビルウォーで初登場した後の物語だったため、そもそもスパイダーマンになったきっかけや能力の詳細など、背景が全く理解できないままだったため、「スパイダーマンは蜘蛛に噛まれて能力を得たらしいけどその認識でいいの?」とか「糸の生成みたいな話があったけど自分の中から糸を出してるの?それとも生成して溜め込んだものを出してるの?」などなど、よくわかんねーなと思って乗れなかったのだった。
ただ、登場した全てのキャラやアクションや展開は良いものだったので、スパイダーマンを知ってればもっと高い評価だったと思う。 - ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
もはや何故面白いと感じなかったのかさえ覚えていないけど、何か一つ決定的に気に入らないものがあったようなきがする
以上、昨年見た映画ランキングでした。
今年は、昨年見られなかった「スターウォーズ/最後のジェダイ」や「オリエント急行殺人事件」を見たいし、アニゴジやMCU作品、ダークタワーやリメンバー・ミー、パシフィック・リム、ジュラシック・ワールドなどなどを見たい。
それでは。
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最近ゆっくりと読んでいるのだけれど、真面目に人生のヒントを求めて神話を読む気になってきている。