れいの記録

日記ではない

映画をたくさん見た週、ドラマをたくさん見た週、そして。

ここ最近の動向といたしましましては、主に映像作品を見つつHearthStoneなどのゲームをする、という風なものとなっております。
先々週は映画ばかり見て、先週はドラマを見た。
というわけで、ここ最近見た映像作品について簡単に感想を数行ずつ書いていく。
映画とドラマ合わせて約43時間くらい見たが、全て面白かった。

まず始めに、おすすめの作品を3つ挙げ、その後に見た時系列順に紹介する。
なお、この中の作品は全てHulu&Amazonプライムビデオの中にあるものばかりである(その中から選んで見ていったため)。
あと、自分は基本的に海外映画・ドラマは字幕で見るので、その上での感想であるとだけは書いておく。

 

さて、最近見た中でのおすすめ第1位は、「クローバーフィールド/HAKAISHA」。
見所としては、やはり日本の怪獣映画とは違い、逃げ惑う人々が主人公であるところ。
ハンディカメラで撮られた、ということで臨場感がすごいし、主人公たちと感情もシンクロして揺さぶられる。
また、怪獣映画は基本的にその大きさを感じるために映画館のほうがいいと思うが、これは前述のとおり登場人物がハンディカメラで撮っている(という設定)であるため、小さな画面で見ても十分に面白いというのもおすすめ理由の一つ。

 

 

おすすめ第2位は、「SHERLOCK」。
あのシャーロック・ホームズの舞台を現代のロンドンに移し、時代を変えてもやっぱり変人のシャーロックとワトソンの物語。
原作も好きだったため、第1話冒頭など原作オマージュの展開が非常に楽しめた。しかし事件自体はほぼ完全にオリジナルとなっているので、原作を知っていても知らなくても楽しめる。
これは先週見たのだけれど、映画がちょうど先週公開開始で、見に行こうか迷っている。

 

 

おすすめ第3位は、「ユージュアル・サスペクツ」。
これに関しては、とにかく脚本と構成がすごい、としか言えず、サスペンスやミステリー好きは見るべきという映画。
正直なところ、これがおすすめ第1位でも良かった。
しかし、詳細なネタバレを交えなければおすすめ理由を書けないため、とりあえずこの順位とした。

(これはAmazonプライムビデオではなく、Amazonビデオで昔購入して積んでいたものを見た)

 


そしてここからは、上記以外に見た映画・ドラマの感想を書いていく。
ガメラ 大怪獣空中決戦
ガメラシリーズを見たことがなかったのだが、たまたまAmazonプライムビデオにあるのを発見して視聴した。
島が襲われたセットや東京タワー破壊などの市街戦など、技術的にすげーなあ、と思わされた。
また、ゴジラと違ってガメラが人間に味方してる、という演出も面白かった。

ガメラ2 レギオン襲来
レギオンが地下鉄に入り込み、花を咲かせ……というすすきのでの戦いが、自分が見た怪獣映画には無くて新鮮だった(大泉洋などが出てきたシーンではちょっと笑ってしまったが)。NTTの人の活躍もすごかった。
そして、レギオンの気持ち悪さ(ガメラの身体を覆い尽くすなど)もすごくて、1作目よりも面白く感じた。

ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」
ガメラは本当に人間の味方なのか? ガメラのせいで死んだ人もいる! という話から、イリス覚醒、そして人間がガメラに攻撃してしまう、など、テーマとしては面白いし、最後の京都駅内での特撮もすごかった。
しかし、イリスがCGで描かれていたシーンが多く、実写部分と違って合成感が強いな、という違和感が大きくなってしまった。

>ここで「クローバーフィールド」を見た。

「エビデンス -全滅-」
クローバーフィールドと同様にハンディカメラで撮られたという体の映画を探して、見た作品。
猟奇殺人の現場に残されたビデオカメラや携帯電話の動画を、警察官が調べて犯人を探す、という話。
クローバーフィールドとは違い、映像の途中で解説を入れたり、関係者の証言を聞いたりというシーンも入るのだが、全てがテンポよく進んでとても見やすい。
そして犯人が分かるところでは、なるほど! とは思ったものの無理矢理感もあり、全体としてはまあまあ良かった、という感じ。

「007 カジノ・ロワイヤル
言わずもがな、ジェームズ・ボンドが主人公の007シリーズ。
007は見たことがなかったが、現在のボンドの最初の物語ということで、これを見始めた。
やっぱりスパイものってこうだよね、というお約束を全て守りつつ、アクションシーンはまじですごく、最後まで目が離せない展開で、文句なし。
ポーカーのシーンの描き方では、マルドゥック・スクランブル(の原作)の方が好きだけれども。

「007 慰めの報酬
現在のジェームズ・ボンドの2作目。
前作の直後から始まっており、連続で見ていたためスムーズに作品に入り込めた。
前作では欧州が舞台だったが、打って変わって今回はアフリカ。
しかし話の面白さはむしろこちらが上で、もちろんアクションシーンもパワーアップしている。
関係ないところでは、ミュンヘンでも出てきたマチュー・アマルリックが今回も怪しげな役を演じていて、見たことある人が出てきた! という嬉しさを感じた(洋画を見始めたのはここ数年の話なので)。

>ここで「ユージュアル・サスペクツ」を見た

28日後...
割りとド派手な映画を立て続けに見たため、暗い映画を見ようということで見始めた。
誰もいないロンドン、ゾンビに襲われ、助けてくれた仲間が……という前半の流れからの、父娘との出会いと軍の施設へ……という後半への流れが非常にスムーズで単なるゾンビ映画という感じはしなかった(もっとも、ゾンビ映画自体ほとんど見たことがないのだが)。
続編の評判が悪いので、それは一旦保留としている。

>このタイミングで「SHERLOCK」を見た。理由は、小島秀夫監督のヒデチューでおすすめされていた中で一番興味を持ったのがこれだったため。

「バンド・オブ・ブラザース」
ちょうど先週からHuluで配信された、ドラマシリーズ。
プライベート・ライアン」のような戦争を描いた作品や、「リンカーン」のような史実を描いた作品を見るのがとても好きなので、これらを手がけたスピルバーグが関わった第2次大戦ということで、見るっきゃ無いなということで見始めた。
アメリカ軍の空挺部隊の一つである、E中隊を中心に描かれたドラマで、全10話と海外ドラマにしては短いものながらも、ものすごい密度の濃さだった。
全ての登場人物が実在の人物であり、当時の装備や環境を再現しつつ、戦争に行く前から戦争後まで、彼らが何を感じ考えたのかが非常に細かく描かれている。
ドラマが始まる前に、登場人物の元となったE中隊の面々の証言が入っているのも、とても良かった。
プライベート・ライアンのイメージで、Dデイが一つの山場というか、大きく描かれるところだろうと思っていたら、意外と早く、しかも1話内で収まっており、彼らE中隊にとってはその後の戦闘も全て含めて悲惨なものだったということが感じられた。
さて、このドラマだけ感想を長く書いていることから分かるように、(一番最近見たということもあるが)最も感情を揺さぶられた作品であるものの、全部見るのに10時間かかり、それを最後まで見て良さが分かるものだと感じたので、おすすめとはしなかった。


さて、今後もいろいろと映像作品を見ていくつもりなのだが、今週は思い立って「おそ松さん」を見始めた。
たろちんの以下のツイートを見て、急に興味を持ったのである。


というわけで、今週はアニメの週として、まずはおそ松さん最新話に追いつき、その後もアニメを見ていきたいと思う。

 

以上。
それでは。 

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