れいの記録

日記ではない

ダリフラ10話を見た(03/26)

7話から続いている、日常回っぽい話でありながら重要なことが展開される話だった。
ロボ戦パートが少なめなので、カタルシスがなかなか得られないものの、1クールの節目あたりでそちらの動きもありそうな雰囲気で、色々と期待が深まった。
 
以下、ネタバレ込みの感想。
 
 

オトナ

以前、「オトナ」という存在について予想をしたのだが、その回答の一端が示された回だった。
「オトナ」と「コドモ」は、そもそも生物として違うもので、無菌状態の居住区画に住み、幸福を直接脳に送り込んで生きている。
パートナーは便宜上組んでいるだけで、顔を合わせることもない。
今回のオトナの態度は、現実の人間が道端にいる興味のない動物を見るときと同じようなもので、ゾロメの話し相手になったのは哀れみから来たもののように思える。
 
で、今気になっているのは、以下の2点。
  1. コドモとオトナが生物として異なる存在なら、フランクスに乗れないコドモはどうなるのか?
  2. オトナの生きる目的は?(ゼロツーを行かせようとしている場所に関係するのか?)
 
どちらも、今後の話の肝に関わってきそうなので、答えが示されるのを静かに待つ……。
 
 

ゾロメ

ゾロメは、ずーっとオトナになりたいという目的のために、戦いを続けてきた。
しかし今回、オトナからの冷たい態度や会話のない生活、オトナとコドモは違う存在であることなどを告げられ、果たしてその目的は維持されるのだろうか。
維持されたとして、その夢が(おそらく)叶うことはないと知ったとき、何を感じるのだろうか。
 
少なくとも、最後に風呂掃除をしているときのモノローグからは、オトナになるという目的よりも、今を考えることで今回の出来事を忘れようとしていると思えた。
そのまま真っすぐ今だけを突っ走って欲しいものの、状況がそれを許さなさそうだ。
第13都市の面々は恐らくより危険な戦いを行わなければならないはずで、その中でゾロメにはムードメーカーとしてあり続けて欲しい。
ただただそう願っている。
 

その他

上記以外に気になった点をいくつか。
・「パパ」たちが第13都市のコドモたちを「前時代的」と呼んだということは、彼らは新世代? フランクス博士は?
旧人類のクローンがコドモたちで、新人類がオトナなのか? ゼロツーはどちらの系統なのか?
・オトナは食事を自分で作ったのか? それとも生成されたものを出したのか?
・ゾロメが乗ったあの昇降台の意味は?
・2クールと聞いたけど本当にそれで収まるのか?
 
 

おわりに

6話での戦いのあと、戦闘がメインでは無い回が4話連続で続いていた。
その間は世界の深掘り、キャラのいろんな側面を描きつつ、人間関係としては進歩もあった(ゴローとイチゴなど)。
しかし、いよいよ次回は再び大きな戦いが待っていそうで、10話までに築いたものがどう活かされるのか、楽しみである。
 
日頃の生活で疲れ切っていて、今回のオトナの生活に若干惹かれる部分があるけど、やっぱりそれはなんか違うよなーとか。
いろいろどうすればいいのかなー、といったことも考えつつ、現在月曜の午前2時前なので、いい加減に寝よう。
 
それでは。

 

リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック

リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック

 

 ウン・ポコ・ロコのシーンがいちばん好きだったので、ぜひ見てほしい。

「リメンバー・ミー」“ウン・ポコ・ロコ”本編歌唱シーン (Video リメンバー・ミー)