れいの記録

日記ではない

(自分が)基本無料ゲームを続ける理由/やめる理由

※ここでの基本無料ゲームとは、スマートフォン向けのゲームであり、無料で配信されていて、アイテム課金要素があるものを指す。

 

 はじめに

久しぶりに書く記事の内容がこんなテーマなのは、二つ理由があり。
一つ目は、最近娯楽として一番消費しているのがこのタイプのゲームで、一番書きやすい内容であること。
二つ目は、この種のゲームをやり過ぎてるな、と気がついて何個もiPhoneから消したので、その時の判断基準などを書いておこうと思った。
 
 
新しく配信される基本無料ゲームは、4Gamerなどでチェックして面白そうなものをある程度積極的にプレイするようにしている。あるいは、プレイ開始時にアイテムを貰うために事前登録をする。
なぜなら、いろいろなゲームの形態について知ることができるのと、流行ってから始めるとログインボーナス等々で損をするのでどうせならサービス開始時から始めよう、という2つの理由からである。
そして、その中から、「何日かプレイしてやめるもの」と、「長くプレイしてやめるもの」と、「今でも続けているもの」の、3つに分かれていく。
 
そこで、この3つについて順に、続ける理由/やめる理由の具体例を書いていくことにする。
 
 

基本無料ゲームを続ける/やめる3つの例

1、何日かプレイしてやめるもの

端的に言ってしまえば、最初から特に期待もしていなかったゲームは大体この枠に入る。
ゲームに関する説明を見て、そんなに面白そうでも無いけどやってみるか、と思ってやり始めたものは、実際そんなに面白く無い。
つまり、単純にゲームとしてつまらないので続かないのだ。
(蛇足だが、ギルド制についてよく知らなかった頃は、その中でのコミュニケーションが重いと感じてプレイを止め、以後、ギルド制のあるものはプレイしないようにしている。)
 
 

2、数ヶ月プレイしてやめるもの

これが一番重要となってくる。
なぜなら1つ目の理由である「ゲームとしてつまらない」を満たしておらず、ゲームとして面白いと感じていても、やめてしまうものが出てくるのだ。
その理由は
①動作が重い
基本的に、基本無料ゲームは毎日プレイすることを前提としている。
しかし、プレイしている本数が増えてくると、その起動時間が多少長いだけでイライラしてしまい、モチベーションが下がる。
その結果、ゲーム自体は面白くてもやる気が無くなり、プレイしなくなるのである。
②イベントが多すぎる
これは、いろいろやらなくてはいけないことが多すぎて、義務感が生じてプレイが辛くなり、やめるというパターン。
③スタミナ消費が辛い
多くの基本無料ゲームではスタミナというステータスがあり、プレイするにはこれを消費しなければならない。
これを回復する手段は時間か課金である。
定期的にプレイしないと、スタミナを上手く運用できていなくてもったいないということになる。
そこで、それを避けるために、やる気がなくてもプレイをしなければならない。
しかし1回のプレイが長いゲームだと、効率よく消費ができず、めんどくさくなり、やめてしまうのだ。
④詰まった感が出る
通常のRPGであれば、クリアが難しくなってくると前のダンジョンでレベルアップをして、ステータスを上げる。
あるいは、強い仲間を増やす。
しかし、基本無料ゲームでは合成用キャラ/アイテムを使わなければなかなかレベルアップしない。
また、強い仲間を増やすにはガチャを回すのが主流だが、かなりの額の課金をしなければ強いキャラが出ない、となるとプレイする意欲がなくなり、プレイをやめる。
 
 

3、今でも続けているもの

1と2を踏まえ、ここでは具体的なゲーム名を上げて、続けている理由を述べていく。
 
今現在続けている基本無料ゲームは6つある。
その内の2つはほとんどログインするだけでたまにプレイをし、2つは積極的にプレイしており、2つは最近配信/アプデされたので新鮮味を持ちつつやっている。
 
まず、ほとんどログインだけとなっているゲーム2つについて。
「スクールガールストライカーズ」
f:id:Reino:20140801212931j:plain
該当する1つ目のゲームは、スクスト。
スクウェア・エニックスのゲームである。
基本的に女の子たくさん出てくるだけ、そしてゲーム内容もタップし続けるだけ。
これは1に書いた「ゲームとしてつまらない」じゃないか、と思われるかもしれない。
しかし、これを続けている理由は2つあって、「キャラ」、「ゲームの軽さ」が優れているので、ゲームとしては面白くなくても続けてしまっている。
「キャラ」の魅力についてはまた別の機会に置いておいて、「ゲームの軽さ」について説明する。
これにはいろいろな意味が含まれていて、2で書いた4つのやめる理由「動作」「イベント」「スタミナ消費」「詰まった感」の全てが「軽い」のである。
動作が軽く、イベントは一度に一つ、スタミナ消費はタップし続けるだけでいいし、詰まることもない。
とにかくストレスを感じること無くプレイし続けられる工夫が随所になされているのだ。
最近話題になったスクエニの開発者の方のスライド(リンク)を見て、よく分かってないけどすげー、と思ったのだが、プリレンダリングでもないのにものすごく軽いのはとにかくすごい。
キャラの魅力、というのももちろん魅力だが、プレイする側のストレスを排除する努力もぜひ見てもらいたい。
 
 
「合体RPG 魔女のニーナとツチクレの戦士」
f:id:Reino:20140801213043j:plain
ほぼログインだけしているゲーム2つ目は、ツチクレ。
コロプラのゲームである。
これはいわゆるMOBA系の要素(つまりLOLなどの感じ)と、スーパー戦隊のロボット合体、そしてなめこが組み合わされ、とてもいい感じとなっている。
まだAndroid版しか無いのだが、前に買ったNexus7(2012)にインストールしてプレイしている。
で、これは「ゲームとして面白い」のはもちろんだが、それ以上の続けている理由がある。
それは、「スタミナがない」ということだ。
その代わりに、なめこのように定期的に起動してゴーレムを収穫する、という要素があるのだが、スタミナ消費と比べて非常に楽である。
やりたい時にがっつりやれて、そうでない時はゴーレムを収穫するだけでいい。
これが、ツチクレを続けられている理由である。
また、多くの基本無料ゲームでは「フレンド」という要素があり、申請/承認を行うことでお互いのゲーム中に助っ人として利用できる。
しかし、これは自分が強いキャラを使っていなければフレンドになってもらえない、あるいはログイン頻度が低いとフレンドから外されるという問題があった。
ツチクレでは、この問題をTwitterのようなフォロー/フォロワーシステムを使って解決しており、自分が強いキャラを持っていなくてもフォローさえすれば強い人のキャラを使うことができるし、逆にフォロワーがいくら増えてもフォローし返す必要はない。
以上2つの理由から、ツチクレは気軽に進められるゲームとなっているし、経験値の扱いやMOBA要素も上手くできているので、一度プレイして見てもらいたい。
iOS版も近々出るはず。
 
 
次に、積極的にプレイしているゲーム2つについて。
「トキノラビリンス」
f:id:Reino:20140801213059j:plain
一つ目は、トキラビ。
魔力の霧を集めつつ、ダンジョン内のモンスターを倒していくこのゲーム。
マックスむらいで有名なAppbankが開発を行い、チェンクロやぷよクエなどのセガネットワークスが運営を行っている。
この両者が関わっていることでプロモーションが多く行われていて、今非常に盛り上がっているゲームだが、実際ゲームとしてはそれなりの面白さである。
しかし、通常は課金しなければ手に入らない賢者の石(ガチャに必要)を無課金でも200個も手に入れられたり、イベントで手に入るキャラが結構強かったりと、無課金に非常に優しい。
2で書いた「動作が重い」ということはないものの、メモリを大量に使っているのかiPhoneが非常に熱くなるという欠点がある。
だが、その他にやめる理由がなく、また上記の通りこれからも盛り上がっていくゲームだろうということで、積極的にプレイしている。
まだiOS版しか配信されておらず、Android版はまだ配信日未定。
トキノラビリンス

トキノラビリンス

  • SEGA CORPORATION
  • ゲーム
  • 無料

 

 
「白猫プロジェクト」
f:id:Reino:20140801213120j:plain
二つ目は、白猫。
今一番ハマっていると言っても過言ではないこのゲームは、前述の「ツチクレ」と同じくコロプラのゲームである。
いわゆるアクションRPGなのだが、とにかく楽しい。
詳しくは、先日読んだこの記事(http://www.gamecast-blog.com/archives/65800702.html)が参考になると思うので、ここでは2で書いたやめる理由が解消されているという点について。
まず、何と言ってもスタミナ制が排除されているというのが魅力的だ。
そして、クラッシュ・オブ・クランのような街を発展させる要素によって、定期的なログインでゴールドが手に入る。
また、ツチクレと同じくフォロー/フォロワーのシステムを採用しており、フォロー数やチームコスト(1つのチームに入れられるコスト数というのが決まっており、レア度の高いキャラほどコストが高い)の上限も街の発展によってあげられる。
更に、キャラクターと武器の2つのガチャがあって若干無課金にはやさしくないが、そのレベルアップに関しては比較的簡単になっており、詰まったと感じることは少ない。
「ツチクレ」も「白猫」もスタミナ制が無く、しかしそれでいて面白いゲームとなっているので、今後はこの流れが基本無料ゲーム全体に広がっていくかもしれない。
クラッシュ・オブ・クランなどの海外のゲーム同様に。
というわけで、黒猫のウィズと関係あるようであまり関係はない白猫プロジェクトは、基本無料ゲームというものを毛嫌いしている人にこそやってもらいたいゲームとなっている。
白猫プロジェクト

白猫プロジェクト

  • COLOPL, Inc.
  • ゲーム
  • 無料

 Get it on Google Play

 
 
そして最後に、配信/アップデートされたばかりのゲーム2つ。
「パズル&ドラゴンズ」
f:id:Reino:20140801213159j:plain
言わずと知れた、国内最大ヒットを飛ばしているガンホーのゲーム、パズドラ。
無課金ながらランク160台になるまでプレイしているのだが、最近は合成用モンスターのメタドラなどが落ちるダンジョンしかプレイしていなかった。
「ほとんどログインだけしていたゲーム」に近い状態にあったのだが、しかし7月29日のアップデート後、かなりプレイするようになっている。
その理由は、「パズドラW」という新ゲームが追加されたからである。
パズドラのパズル自体を楽しむこのゲームは、ステージ制のパズルゲームで、パズドラとはまた異なるものとなっている。
パズドラのパズル自体は割と楽しいものの、2で書いた「詰まった感」を感じていた自分にとっては、非常に楽しいゲームである。
パズドラ自体、比較的無課金に優しいゲームであったし、動作も軽いので、一体パズドラWとはどんなものなのか、やってみてもらいたい。
ただ、パズドラのパズルが好きではない人には全く向いていないと思うけれども。
パズル&ドラゴンズ

パズル&ドラゴンズ

  • GungHo Online Entertainment, Inc.
  • ゲーム
  • 無料

 Get it on Google Play

 
 
 
「封印勇者!マイン島と空の迷宮」
f:id:Reino:20140801213234j:plain
最近配信されたばかりで、チェンクロやぷよクエのセガネットワークスのゲームである、封印勇者。
まあ、ツチクレや白猫も実際は配信されたばかりなのだが、これはiOS版が一昨日配信開始されたばかりなのでこの分類に。
で、このゲーム、タイトルにもある通り、マインスイーパーの要素が基本となっている。
ダンジョンの中には魔像と呼ばれるものがあり、マインスイーパーの要領でそれを封印していく。
ダンジョンの奥にいるモンスターを倒す、というゲーム。
単純に、マインスイーパーが好きなのでこのゲームは楽しみにしていたのだが、やっぱりマインスイーパーは面白い、という感じで、このゲーム自体の評価は未だ定まっていない。
しかし、2で書いたやめる理由には今のところ当てはまっていないので、しばらくはプレイすることになるだろうという次第。
マインスイーパー好きならとりあえずやってみたらよいのでは無かろうか(投げやり)
封印勇者!マイン島と空の迷宮

封印勇者!マイン島と空の迷宮

  • SEGA CORPORATION
  • ゲーム
  • 無料

 Get it on Google Play

 

 

 

終わりに

後半はただのゲーム紹介になってしまったが、とにかく基本無料ゲームは気軽に始められるがゆえに気軽にやめてしまうこともできるので、色々とやってみるのもいいんじゃないかな―。
そして、自分で制作するゲームではとにかく「面白さ」を前提に、「軽く」「要素をつめ込まず」「義務感を与えないようにし」「詰まりづらくする」ようにしよう、という目標ができたので、この記事を書いたかいはあった。
……。
…………。
ゲーム作り、ということで蛇足的に少し自分の話を。
最近、この本を買いまして。
Unityで作るスマートフォン3Dゲーム開発講座 Unity4対応 (SMART GAME DEVELOPER)

Unityで作るスマートフォン3Dゲーム開発講座 Unity4対応 (SMART GAME DEVELOPER)

 

色々作りたいと言いつつ何も完成させてないので、この本などを参考にして何かしら作ろう思ってという試みを始めたのでした。

まだ一切の進捗はないけれども、なるべく早くブログのネタになるくらいの何かしらのものを作りたいなあ。
……願望で終わらせないように鋭意努力したいと思います。
それでは。