れいの記録

日記ではない

見てるだけならヤンデレ

現実に対してはもちろん、二次元に関しても、こういうタイプがすごく好き! というのはない。

いわゆる、「好きになった人が好き」というやつである。

(いわゆると言いつつ、本当に一般に言われている言葉かどうかはよくわからないけども)

 

というわけで、作品によって好きになるキャラの傾向は違う。

無口キャラや天然キャラ、眼鏡キャラはそんなに好きにならない事が多いが、例外もある。

(例えば、南夏奈やニャル子といった元気溢れるキャラが好きだが、ハルヒやアスカといったツンデレ系(?)ヒロインも好きで、マリアローズや本多正純といった男っぽい感じも好きな一方、ビルドファイターズの委員長やお・り・が・みの頃の睡蓮などは属性ではなく一人のキャラとして好きだ)

で、考えてみた結果、好きになるキャラは属性ではまとめられないものの、メインヒロインが多いという傾向はあるかもしれないという考えに至った。

それは恐らく、作中で描写が多くそのキャラクターの個性が見えやすいからだろう。

つまり、そのキャラクターの作中での役割や描写によって好きになるかどうかを判断しているということだと思う。

 

しかし、最近ではソーシャルゲームをやるようになり、より少ない描写でキャラクターの好き嫌いを判断するようになった。

そんなにソーシャルゲームをやってるわけでもないし、大抵のキャラは好きでも嫌いでもないというところに落ち着くけれども。

で、そういうキャラクターは文脈で好き嫌いで判断することができないため、「外見(と、あるならばセリフ)」で判断することになる。

ゲーム内で使えるかどうかという点では、好き嫌いはあまり決まらないのだ。

で、とあるソーシャルゲームをやったときに、(ここでやっとタイトルに触れるけれども)タイトルのようなことを感じたのだ。

そのソーシャルゲームとは「ウチの姫さまがいちばんカワイイ | 」というゲームで、大流行している「ガールフレンド(仮)」と同じ会社がやっているゲームだ。

(仮)の方はもう既に時期を逃した感じがあるし、ゲームとしてもちょっと面白そうだなと思ってウチ姫を始めてみた。

簡単に説明するとウチ姫とは、カエルに変えられてしまったとある国の王子がいろんな国の姫を助けていくというゲームで、カエルの王子を弾き飛ばして敵を倒していく。

で、最初の方のダンジョンで助けた姫の一人がとてもツボに入ったのだが、その画像が以下である。

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ヤンデレだ。明らかに。

一応紹介すると、ソフィア・クリスという名前で、沼妖姫という別名も付いている。

しかし、この外見とこのセリフとが何故か非常に気に入って、レア度がノーマルにもかかわらず未だにパーティに入れ続けている。

(もっとも、毎日熱心にプレイしているわけでもないから入れていられるというのもあるけれども)

 

先に書いたあまり好きにならない属性と同じようにヤンデレヒロインはあまり好きではなかった。

例えば、みーまーはとても好きなライトノベルの一つだけれど、まーちゃんよりも長瀬が好きだった。あと湯女とか。

それは単純に、小説などを読むときは主人公に肩入れして読むけれど、病んでる相手との恋愛描写というのは一歩引いて読んでしまうために主人公のヒロインに対する愛情に感情移入できないのだろう。

だから、外見が好きでもその行動を考えるとちょっとなあ、となってしまうためにまーちゃんに対する好き度合いは少し下がってしまうのだ。

一方、さっき紹介したキャラクターは感情移入をするもしないもなく、ほとんどあの画像の情報だけで好き嫌いが決まるため、その外見とセリフが「可愛い」かどうかだけで判断できるのだ。

 

つまり、こういう見た目のキャラは好きだけどヤンデレ的行動は嫌いなために見てるだけでいいならヤンデレも好きだなということが言いたかった。

他方で、元気キャラだったりツンデレキャラだったりはその行動で好きになるかどうかが決まるので、こういう見た目とセリフだけという情報だとあまり好きにならない。

それで、結果的に見てるだけのキャラクターであればヤンデレが一番好きという結論に至るのだ。

 

 

結構まとまりの無い感じになってしまったけど、諦めてこれで筆を置くことにしよう。

それでは。

 

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)