れいの記録

日記ではない

8月になったので、いろいろと感想を書く

連日の暑さに完全に負け、毎日ダラダラと日々を過ごしております。 とはいえそんな中でも、それなりにコンテンツを消化しているので、ここらでいっちょまとめて感想を書いておこう、とまあそういう次第です。

当初は、7月に見た作品の感想を月末に書く、という記事するつもりが、気がついたら8月になっていた、という感じの記事になっています。

以下、ネタバレ等全く考慮していないのでご注意を。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018)


『ジュラシック・ワールド/炎の王国 』第一弾予告映像

ラストの「Welcome to the Jurassic World」という台詞を聞いたとき、この映画を見てよかった、と思った。 そのラストの言葉の価値を高めるために本編があったのでは、と思うくらい、本編はあまり好きではなかったのだが、マルコム博士によってジュラシックシリーズで2番めに好きな作品と言ってもいいくらいになった(一位は「ジュラシック・ワールド」)。 正直なところ、「炎の王国」を抜け出すまではワクワクしていたのだが、その後は「いつこの屋敷のパートが終わるんだろう」と思っていたら最後までそこで終わってしまった。 新しい恐竜は怖くはあったのだが、「ブルー」や前作の恐竜に比べると、「頭の良さ」が出ていなくて、期待ほどではないな、となってしまった。 あたかも、作中の客と同じように。

ただ、繰り返しになってしまうが「Welcome to the Jurassic World」という台詞がすばらしくて、これによって3作目で描かれる世界の幅が広がったと思うので、ジュラシックシリーズ3作目は大いに期待したい。

あと、細かいところだけれども、サブタイトルが「炎の王国」じゃなくて原題の「Fallen Kingdom」だったらなー、とも感じた。 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」や「マイティ・ソー バトルロイヤル」でも似たようなことを感じたけど、原題と全く違う意味のタイトルになっていると、タイトルから受ける印象と作品から受ける印象に差異ができてしまうので・・・。

機動警察パトレイバー TV版〜パト2


Mobile Police Patlabor 1988 (Early Days OVA) - opening [HD] Remastered

だいぶ前に、初期OVA+劇場版1を見ていたのだが、満を持してTV版+新OVAパト2まで通して見ることができた。 そして思ったのは、初期OVAの「二課の一番長い日」が大好きだったので、その系統の話は少なかったなー、ということ。 野明と香貫花が飲み比べる回とか、幽霊が出る建物の回など、いわゆる日常回に近いものが結構多かったので、まあそこは期待と違ったかな、と。 そういう意味では、後半のグリフォン編は結構好きだった。 「二課の一番長い日」や劇場版2作にも通じるのだが、現代日本で「兵器」をどのように扱えばよいのか? みたいな話がもっと見たくて、そういう意味では結局「パト2」を何度も見ろ、ということになるのかもしれない。

ただ、パト2は少し肌に合わないなと感じたので、今度もう一度見てみたいと思っている。 パト2は、後藤隊長と進士はとても良かった。

ハン・ソロ

スター・ウォーズの外伝作品がキャンセルになるほど不評だという前評判を聞いて見に行ったものの、ちゃんと面白くて驚いてしまったこの作品。 ただまあ、「ハン・ソロ」か?と問われると、「違う」と答えてしまう内容ではあった。 やっぱり、ハン・ソロといえばハリソン・フォードなので、いくら若い時の話とはいえども、やはりハリソン・フォード並みの凄みを求めてしまう。 ハン・ソロの物語というよりは、原作に出てきた「ランド」の過去、ドルイドとの絆、ミレニアム・ファルコンを賭けで手に入れた、あたりの話として、良いものだったと思う。

気になっているのは、ハン・ソロを裏切ってダークサイドに行ってしまったキーラ。 本編に出ているキャラでもないし、ネット上の感想を見た限りでは今後の外伝で二人の関係の結末が描かれるのでは? みたいなことも書いてあったけど、続編が出ない可能性があるのでどうなることか・・・。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

ここ数ヶ月、Twitter上でとある話題を見かけていた。 それは、「もこっちがハーレム状態になっている」という話。 自分が読んでいたのは5巻くらいまでなので、「???」と頭に疑問符がついた状態でその話を眺めていた。 なにせ、その頃のもこっちと話す人間は家族とゆうちゃんくらいなもので、他の面々と一言でも話すと「今日は人と話した!」と一人で盛り上がる、そんな存在だったのに。

ということで、先月の13巻発売に合わせたBOOK☆WALKERでのセール(コインバックだったかも)に合わせて、改めて1巻〜13巻を読んでみた。 そして・・・。 これは「百合」だ、という思いにとらわれる者たちの一員になってしまった。

自分が何を言っても伝わらないので、まずは以下のインタビューを読んでもらい、「百合」についての背景を知ってもらいたい。

百合が俺を人間にしてくれた――宮澤伊織インタビュー https://www.hayakawabooks.com/n/n0b70a085dfe0

このインタビューの中で語られている、関係性としての「百合」が、いつの間にか、私モテにはこれでもかというくらい詰め込まれていた。

そして、今の私モテでは、「もこっちを中心に」複雑な関係性を持った「百合」の人間関係が構築されていて、なんだかこう、良いのである。

「百合」を求めて読むと初期が辛いが、もともと初期の作風が好きで読んでいたので、自分にとっては、一粒で二度美味しい状態になっているので、今後はリアルタイムで追いかけていきたい。

(関係ないけど、主に円居挽さん絡みのツイートで現状の私モテについてしったので、円居さんの本も読みたい)

以上。 今月末には、「エクスティンクション 地球奪還」や「ルパパト&ビルド」等の感想も書きたいと思っているので、いずれまた。 暑さを乗り越えられたら、またお会いしましょう。 (ダリフラ最終回を見るのが怖くてまだ見てないので、その感想も書ければ・・・)