れいの記録

日記ではない

「リズと青い鳥」に感情を揺さぶられた記録

リズと青い鳥」(2018)
 

はじめに

アニメ「響け!ユーフォニアム」の外伝的映画として公開された作品。
しかし、ユーフォの原作もアニメも一切知らないまま見に行き、そして大好きになった。
今までに見たアニメ映画の中で、一番好きな作品になったかもしれない。
 
描写の丁寧さ、音楽の使い方、本編の主要キャラをあえて描かないことで云々など、これまでの作品を踏まえた感想は多く書かれているので、自分としてはユーフォや山田尚子作品を知らない身としての感想を書いていきたい。
 
注:あまりにも感情がほとばしりすぎて、読みづらいです。フィーリングだけで書いている文章という前提で読み進めてください。
 
 

1 登場人物

リズと青い鳥」の童話に出てくる、毎日パン屋で働く孤独な少女リズと、「青い鳥」
そして北宇治高校のみぞれと希美。
彼女たちが今回のメインであり、主要な話の流れに絡んでくるのもほぼこのメンバーだけ(内2人は童話の話なので、実質2人だけで話が進む)。
 
で、映画を見終わったとに友人と話したところによれば、本編の主要登場人物は1年生(リズの時間軸では2年生)で、みぞれや希美の学年がメインではないとのこと。
そこで、Wikipediaで本編のメインキャラである(らしい)キャラを見てみると、久美子やら葉月やら、全く知らないキャラの名前しか書かれていない。
(麗奈は出てきたけれども、あくまで「主人公のみぞれ」にきっかけの一つを与えるキャラ、という扱いだった)
 
つまり、本作品は「響け!ユーフォニアム」からすると完全に外伝という扱いになる、のかもしれない。
しかし、この作品しか見ていない自分にとっては、みぞれと希美の関係性、「2人」を取り巻く環境、今後の道のりが、ただただそういうい事だけが大事になっている。
だから、今の自分の中では、本編の主人公たちよりも優子や夏紀、新山先生や剣崎に対して、彼女たちが「みぞれと希美」とどう関わるのか、ということにが頭の中を巡っている。
 
だけど、「みぞれと希美」がメインとなる話はこれで最初で最後(だろう)。
原作の小説で、今回の話や卒業式の話があるよ、という感想は読んでいる。
でも、その間の過程、今回の話で本当にいろいろと駆け巡った感情の行方、コンクールでのソロの掛け合いがどうなるのか。
ただただ、そこが見てみたいという果てしない心境を抱え続けている。
 
リズをきっかけに、「響け!ユーフォニアム」に興味を持った。
「みぞれと希美」の関係性に対する「知りたい」「今後を見たい」という感情が解決されることはなくとも、彼女たちの過去を知ること、また本編の主人公たちの歩みを知ることで、この終わりの見えない感情を解決していきたい。
 

2 足

足が良い。
 
なにかといえば、足が出てくる。
これは現実の世界だけでなく、「リズと青い鳥」の童話の世界でも例外なく、足が出てくる。
 
そしてその足には、音楽がついている。
物語の冒頭、みぞれが歩くシーンでは歩くのに合わせて、音がなる。
その後、希美が歩くシーンでも音がなる。
そして、2人が一緒に歩くとき、2つの音が重なり、音楽になる。
 
ラストにまた2人で歩くシーンでも二人の足が映り、音楽になっていた(はず)。
 
その他、リズがパン屋へ向かうときや、みぞれたちが廊下を歩くときの、足音が好き。
足音が良すぎて、本当に、そこだけでももう一度味わいたい(何言ってるんだって感じだけど)。
 
感想を読む中で、山田監督の作品では足がよく出てくるそうなので、過去の作品も、見ていきたい。
(ユーフォ本編を見た後、かな)
 

3 結末

今回の作品では、コンクールで演奏する「リズと青い鳥」という童話をもとにした曲が主軸となるが、そのコンクールの場面は描かれない。
本当に、ただただ、みぞれと希美の関係性の一つの結末を描いている。
これは原作からそうなのかもしれないけど、もしこれが単体の作品として、吹奏楽部員の話を描くオリジナル作品として作られた場合は、(結論は変わらないかもしれないけど)コンクールの場面まで描かれていたと思う。
 
でも、この作品は「響け!ユーフォニアム」の外伝として扱われているからこそ、そこは後でやるという前提があるからこそ、本当に2人の関係性だけに焦点を合わせて描ききることができたのかなあ、と考えている。
 
リズと青い鳥」の結末について、言葉で説明しようとするとどうしても野暮ったいものになってしまうため言及はしないものの、とにかく消化しきれない感情を与えてくれるものだった。
 
 

終わりに

リズと青い鳥」が単体作品として良すぎたため、本編に対する期待と不安が入り交じっている。
それくらい、「映画」として、「青春」として、「部活もの」として、素晴らしい。
 
普段は、どんなに「前作を見ていなくても大丈夫」と言われても前作や過去作をチェックしていないと見に行きたくない、というくらい、「前提知識」へのこだわりがあった。
しかし、「リズと青い鳥」は、前提知識が無いことによって、純粋に「みぞれと希美」の物語として味わうことができて、本当に良かった。
 
次は、ユーフォ本編の続編としての映画が作成されるようなので、そこで本編と「リズと青い鳥」の両方の結末が描かれるといいな、と思っている。
とりあえず今は、ユーフォ本編を見て、サントラも買おうと思っているし、とにかくもう一度見たい。
この感情をもっと昇華したい、とそう考えているのでした。
 
それでは。
 
 

P.S. 

リズと青い鳥と同日に「レディ・プレイヤー1」もみたため、その感想も書きたいし、ダリフラ14話をまだ見られてないのに15話がTV放映されてしまい、とにかく感情が揺さぶられ続ける4月末となりそうで、更に「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」や「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の公開も控えているので、ブログにちゃんと感想を書き、感情を整理し続けていかないと、消化(あるいは昇華)する前に何処かに消えていってしまうため、記事を書くのを頑張ります。
 

ダリフラ10話を見た(03/26)

7話から続いている、日常回っぽい話でありながら重要なことが展開される話だった。
ロボ戦パートが少なめなので、カタルシスがなかなか得られないものの、1クールの節目あたりでそちらの動きもありそうな雰囲気で、色々と期待が深まった。
 
以下、ネタバレ込みの感想。
 
 

オトナ

以前、「オトナ」という存在について予想をしたのだが、その回答の一端が示された回だった。
「オトナ」と「コドモ」は、そもそも生物として違うもので、無菌状態の居住区画に住み、幸福を直接脳に送り込んで生きている。
パートナーは便宜上組んでいるだけで、顔を合わせることもない。
今回のオトナの態度は、現実の人間が道端にいる興味のない動物を見るときと同じようなもので、ゾロメの話し相手になったのは哀れみから来たもののように思える。
 
で、今気になっているのは、以下の2点。
  1. コドモとオトナが生物として異なる存在なら、フランクスに乗れないコドモはどうなるのか?
  2. オトナの生きる目的は?(ゼロツーを行かせようとしている場所に関係するのか?)
 
どちらも、今後の話の肝に関わってきそうなので、答えが示されるのを静かに待つ……。
 
 

ゾロメ

ゾロメは、ずーっとオトナになりたいという目的のために、戦いを続けてきた。
しかし今回、オトナからの冷たい態度や会話のない生活、オトナとコドモは違う存在であることなどを告げられ、果たしてその目的は維持されるのだろうか。
維持されたとして、その夢が(おそらく)叶うことはないと知ったとき、何を感じるのだろうか。
 
少なくとも、最後に風呂掃除をしているときのモノローグからは、オトナになるという目的よりも、今を考えることで今回の出来事を忘れようとしていると思えた。
そのまま真っすぐ今だけを突っ走って欲しいものの、状況がそれを許さなさそうだ。
第13都市の面々は恐らくより危険な戦いを行わなければならないはずで、その中でゾロメにはムードメーカーとしてあり続けて欲しい。
ただただそう願っている。
 

その他

上記以外に気になった点をいくつか。
・「パパ」たちが第13都市のコドモたちを「前時代的」と呼んだということは、彼らは新世代? フランクス博士は?
旧人類のクローンがコドモたちで、新人類がオトナなのか? ゼロツーはどちらの系統なのか?
・オトナは食事を自分で作ったのか? それとも生成されたものを出したのか?
・ゾロメが乗ったあの昇降台の意味は?
・2クールと聞いたけど本当にそれで収まるのか?
 
 

おわりに

6話での戦いのあと、戦闘がメインでは無い回が4話連続で続いていた。
その間は世界の深掘り、キャラのいろんな側面を描きつつ、人間関係としては進歩もあった(ゴローとイチゴなど)。
しかし、いよいよ次回は再び大きな戦いが待っていそうで、10話までに築いたものがどう活かされるのか、楽しみである。
 
日頃の生活で疲れ切っていて、今回のオトナの生活に若干惹かれる部分があるけど、やっぱりそれはなんか違うよなーとか。
いろいろどうすればいいのかなー、といったことも考えつつ、現在月曜の午前2時前なので、いい加減に寝よう。
 
それでは。

 

リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック

リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック

 

 ウン・ポコ・ロコのシーンがいちばん好きだったので、ぜひ見てほしい。

「リメンバー・ミー」“ウン・ポコ・ロコ”本編歌唱シーン (Video リメンバー・ミー)

ダリフラ9話の雑感(出遅れ)

ダーリン・イン・ザ・フランキス 第9話「トライアングル・ボム」
 
キャラクターの描き方がめっちゃ丁寧で、良いところしかなかった。
7話から9話の展開のペースを考えると、このアニメ50話くらいやるんじゃないか? と思ってしまうくらい丁寧。
 
ゴローが自らの恋に気が付き、しかしそこに由来する危うさで危ない目に会い、それを乗り越える。
主人公ではないキャラクターのために1話を割いているし、ダリフラ全体としてのストーリーラインが見えない回が3話も続いているのに、それぞれのキャラクターの新たな一面が見られたり関係性の発展だったりはちゃんと描かれていて、時間の経過も感じられる。
 
 
この物語の終わり方が全く想像付かないが、今はただ静かにその趨勢を見守りたい。
(この文章を書いた後、頭痛いなーグラブル面白いなー頭痛いなーと考えて日々を過ごしていたら、いつの間にか一週間経っていたので、今回の感想は終わり)
 
明日(春分の日)はリメンバー・ミーを見に行くので、その後ダリフラ10話を見たいと思っている(帰宅が11時過ぎで見る気力が起きなかった)。
 
それでは。

ダリフラ8話感想と予想いくつか

ダーリン・イン・ザ・フランキス 8話「男の子×女の子」
ロボ戦メインでは無い回が続くものの、ただただ感情を全方向に揺さぶられるような話でとても良かった。
感想を書くのに時間がかかりすぎて、テレビでは既に9話が放送されている。
ただ、ネット配信ではまだ9話が来ていないため、セーフということにしておきたい。
(以下ネタバレあり感想)
 
 
続きを読む

「ダリフラ」にハマり、「ファフナー」への感情と似たものを抱いたことの駄文

放送開始から1ヶ月以上たち、ようやく見始めた、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」。
錦織監督の作品を見たことがなかったためか、あるいは単にアニメを見ようという気力さえ沸かなかったためか。
自分の好きな作品に関わったスタッフ(※1)が数多く参加しているにも関わらず、事前情報さえチェックしていなかった(※2)。
※1) 今石洋之(以下敬称略)はキルラキルやパンストが大好きだったし、林直孝はシュタゲで名前を覚えている。また、コヤマシゲトベイマックス田中将賀は「君の名は。」でそれぞれ名前を知った。
※2) 例外として、CONTINUE SPECIALに掲載された、「コヤマシゲト×錦織敦史×若林広海」の座談会は読んでいる。ダリフラ作成までの歴史・経緯がメインの話題で、ダリフラのビジュアルも載っていなかったけれども。


TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」PV第1弾 | 2018.1 on AIR

 

しかししかし、日曜の夜に1話を見てからは最新話(その時は5話)まで追いつくのはあっという間で、2月20日(火)に6話をニコ生で見た後、改めてもう一度コメ無しで6話を見直すくらい、ハマってしまった。

キャラもロボも曲も設定も、新しく何かが出るたびに、全てが好きになってしまう。
1話の段階ではゾロメやミツルは苦手だったのに、6話まで見た今ではパラサイトの全員が好きだし、
フランクスのデザインや戦闘でのチームワーク、リトレリチアの強さなどなどが好きだし、
OPとEDは映像も曲も良くて、特にED(XX:me 「トリカゴ」)はまだTVサイズしか配信されていなのに、それだけを延々と聞き続けるくらい好き。

この、アニメの全てを肯定してしまう感覚。
一つだけ、過去に同じような感覚を抱いた作品がある。

 

それは、「蒼穹のファフナー」である。

 

2004年に第1期が放送され、現在もシリーズが継続しているロボットアニメ。
蒼穹のファフナーは、全ての話、全てのキャラに愛着を抱いてしまい、平和な1話冒頭を見るだけでも涙ぐむくらい、好きな作品だ。
ダリフラファフナーの間に、世界で何が起きているか知らないまま戦う子どもたち、主人公機以外はあまり強くないもののチームワークで対抗する、など設定に共通項があるからか。
はたまた、ヒロとゼロツーとイチゴの関係性に、一騎と総士と真矢の関係性と同じようなものを見出しているのか。
(ゼロツーと総士は子どもたちの知らないことを知っている、ヒロとゼロツー・一騎と総士の間にある依存関係的なもの、イチゴと真矢が他二人の関係性に割って入れない感じなど)
まだダリフラが途中ということもあって、その「全てを肯定してしまう感覚」が何に由来するか、具体的には説明できない(ファフナーについてもうまく説明できないのに)。

 

今回書きたかったのは、ダリフラファフナーに対する感情が似ていることにより、一つ気にしていることがある、ということだ。
それは、今後のダリフラが、ファフナーと似た展開、もっと率直に言えばパラサイトたちが数を減らしていく展開になるのではないか、という懸念である。

 

ダリフラの6話を視聴する際、ヒロとゼロツーが3回目の搭乗をするということで、誰かが死んでしまい、それがきっかけとなって覚醒、という展開になる覚悟をしていた。
しかし実際には、26都市の部隊がピンチになるもののゾロメの活躍で無事で、13都市メンバーは傷一つなく、ヒロとゼロツーの気持ちがより強力に重なり合ったことで問題なく乗れるようになった(っぽい)という、極めて明るい展開になった。

 

6話で誰かが死ぬと思っていたのは、6話までの間、「13都市を過去に防衛していたパラサイトは全滅」「前線」「大人たちから子どもたちへの過剰な熱狂」など、人(少なくともパラサイト)が死ぬことが少しも珍しくない状況である伏線が貼り続けられていたからだ(記憶違いがあれば申し訳ない)。
で、そんな話がされていながらも、6話までの段階で誰も死んでいない(ナオミについては無事だと言われただけで、その後は死にかけたヒロの脳内にしか出ておらず不確かだが)。
むしろそれどころか、叫竜もちゃんと倒せて、ヒロは3回乗っても死なず、26部隊とも(たぶん)距離が縮まったなど、いいことしか起きていない。
6話で誰かが死んでしまっていたのなら、今後の展開に覚悟を持ちながら見られる。
しかしこのまま、「誰が死んでもおかしくない世界」で「子どもたちが誰も死なない」状態が続くと、揺り戻しとでも言うべきか、上がりきったところで急降下が起きてしまうのではないか。
そう考えてしまうのである。

 

ヒロだけでなく他のメンバーの成長も見られる6話の展開は熱かったし、ゼロツーの秘密がちょっとずつ見えてきて続きが気になるし、やっぱりエンディングは素晴らしい。
だけどこの先、上がり続けたテンションが最高峰まで上がったとき、何もかもが崩れてしまうのではないか。
そんな不安はあるが、もしそんな展開になったとしても、ダリフラが好きだという気持ちは変わらない、とも思う。

 

今後の展開がどうであれ、CDやBD、漫画などを買って応援したり、次の話から1話毎に感想を書いていって、作品への応援は続けたい。
(BOXや映画以外のアニメBD・DVDの購入は初めてなので、コンプリート特典を目指す)
まだ6話までしか見ていないものの、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるので、見ていない人は1話だけでも見てほしい。

ダーリン・イン・ザ・フランキス 第1話「独りとヒトリ」 アニメ/動画 - ニコニコ動画


こんなところで、一旦書きたいことは書ききったと思う。
今日はダリフラの1〜5話を見返そうと思っていたのに、この記事を書くだけで2時間以上経ってしまった。
ダリフラのことを考えるのは楽しいので無駄ということはなかったけれど、やはり記事を書くのに慣れていなさすぎるなあ、ペース上げて更新したい(といつも書いてる)な、と思ったのであった。

 

というわけで、それでは。
(もう2時だ…)

トリカゴ(TV size)

トリカゴ(TV size)

  • XX:me
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 ※EDがホントに好きなので、7話からのEDも期待している。

 

PS. ダリフラの最新話まで追いつく際、全てdアニメで視聴した。最近使用できていなかったMacBookで視聴し、Retinaディスプレイの良さも実感できたのであった。

 

 

 

2017年見た映画でよかったやつに順位をつける

2017年は、意識して映画をなるべく多く見ていこう、と思い始めた年だった。
そこで、昨年公開された映画の中で良かった順にランキングを付けておこう、という昨年やっておけという試み。
なお、昨年公開の映画でみた作品は15本でした。
(過去の作品も含めれば2,3倍にはなるだろうけど、小島監督などの見た作品数を考えるとただただひれ伏すしかない)
 
 
では以下、ランキング。
 
  1. ブレードランナー 2049
    公開直前に初めてブレードランナーを見てハマったこと、2049の映像や演出がいちいち美しくて好きだったことなどの総合点で高順位に。
    あと、自分が昔思っていた「映画」に対するイメージである、とにかくきれいな映像、明確でないストーリー、存在感ある俳優、というそのイメージのままだったため、1位とした。
  2. Fate/stay night [Heaven's Feel] 第一章「presage flower」
    これまた、公開直前に原作のHFルートをプレイして感情が高まっていたこと、細かい感情表現やランサー戦闘シーンの良さによって2位に。
  3. マイティ・ソー バトルロイヤル
    2017年になって初めてマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)作品群を見始めて、昨年公開された映画は全て見たものの、その中で一番良かったと思う(邦題を除く。見る前は、まあラグナロクじゃ内容伝わらないもんな、と思っていたが、実際に見てみたらバトルロイヤル要素が非常に薄かったので)。
    ドクター・ストレンジとソーが出会う序盤のシーンや、終盤のラグナロク関連の話がとても良かった。
  4. 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー
    細かいミス等はありつつも、複数ライダーの映画としてこれ以上はないのでは? と思った作品。
    詳しくは以下の記事を。

     

    reino.hatenablog.com

     

  5. ドクター・ストレンジ(BD)
    前述したように、昨年からMCUにハマり始めたのだけれども、ちょうどドクター・ストレンジの公開時期にHuluで配信されたことがきっかけだったので、これ以前の作品を見ていたら映画館では見られなかったのでBDで視聴。
    ドクター・ストレンジ本人のポリシーや、戦闘の映像など非常に良かったものの、クライマックスで(展開に文句はないものの)中盤までのようなすごい映像のあるシーンで占めてほしかった。
  6. パワーレンジャー
    期待の新星。日本のスーパー戦隊シリーズではなかなか描けない、ティーンエージャーがヒーローとして戦うまでの過程を丁寧に描いていて、Life is Strangeに通じるところがあってとても好きだった。
    Power Rangers」の曲が流れるシーンなど、リメイク元である初代パワーレンジャーへのオマージュなんだなー、というシーンも良かったものの、巨大戦闘シーンをもうちょっと頑張ってほしかったのでこの順位に。
  7. GODZILLA 怪獣惑星
    公開直前まで、劇場公開とNetflixでの公開が同時だと思ってたのでノーマークだったものの、Netflixはいつ配信するか分からないことを知ったので(最近公開された情報によれば1月18日公開の模様)、劇場で視聴。
    シン・ゴジラとはまた違うアプローチで、「ゴジラ」というものを真正面から描いていると感じた。
    前日譚の小説を読めばもっと順位が上がるかもしれないけど、3部作の1作目で予告映像を見ても次回の展開が読めないので、一旦これくらいの順位に(小説の購入くらいはしておこう)。
  8. 名探偵コナン から紅の恋歌
    ここ数年、弟の付き添いという形でコナンの映画を見に行く事が多かったのだが、どれも自分の好みには合わなかった。(昔の映画は知らないが)自分が見た作品では、謎解きが終わった後に、アクションシーンをクライマックスとして持ってくる構成だった。しかし、コナンはミステリやサスペンスの王道と思っているので、やはり謎解きで締めてくれないと、謎も解けて犯人もわかったのになぜまだ終わりに向かわないのだろう、と思ってしまうのである。
    しかし今作では謎解きとアクションが並行して行われたため、むしろ相乗効果でクライマックスの盛り上がりが良かった。さらに、服部平次と和葉と映画登場キャラの大岡紅葉の恋模様も非常に良かったので、これだけはBDも買っていつでも見られるようにしたいなあ、と思っているのだ。
  9. 美女と野獣
    昨年公開の映画といえばこれ、と言っても過言ではない作品で、自分もかなり好きでBDまで買ったものの、その後に見た映画に良いものが多すぎて、この順位に。
    まあ、なんというか美女と野獣なんてストーリーを全て知っているわけで、評価するとすれば音楽や映像なのだけれど、それらは文句なしに素晴らしかったものの、ミュージカル映画を見るのが初めてだったのでその当惑が強く出てしまい、この順位に。
    繰り返し見たい作品としては1位かもしれない。
  10. 宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲
    下にあるエグゼイドの映画と同時上映だけれど、こちらのほうがなぜか好きだった。戦隊映画として王道をいきつつも、各キャラクターの良さが存分に出ていて文句つけるところがないなあ、という感じ。
  11. 劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング
    非常に期待して見に行って、たしかにいい映画だった。しかし、何というかTV本編がまだ終わってないのにネタバレになるとか、同時上映ゆえの尺の中途半端さとか、映画だけどいつもの場所ばっかりだなとか、なぜか文句が多くなってしまう作品だった。
    当時はTV本編の終わり方が見えてしまって楽しみを奪われたという感情が強かったので、BDで見返したらもっと純粋な評価ができるかもしれない。
  12. 銀魂
    銀魂のアニメや漫画を一切知らず、キャストもよく知らず見に行ったが、非常に面白かった。
    劇場で「奇跡の一枚」ネタを見て、「あ、この人が橋本環奈か」と気づいたのは良い思い出。
  13. キセキ -あの日のソビト-
    なぜか家族揃って見に行った映画。
    特にGreeeen好きというわけではなかったものの、志葉丈瑠とフィリップとヒカリが出ていて、特撮好きとしては非常に楽しめた。
    また、ストーリーも(どこまでが実際のエピソードかわからないまま)結構楽しめた。
    ただ、この映画が良かったのは、Greeeenの楽曲の良さが多くを占めてるなあと思ったのでこの順位に。
  14. スパイダーマン:ホームカミング
    昨年見たMCUの映画の中では再開になったスパイダーマン
    この順位の理由は、単にスパイダーマンをこれまで見たことがないが故に気になったところがあるとか、ホームカミングってなんだ? とかそういう細かい引っ掛かりがあったため。
    特に、これまでのスパイダーマンを見たことがないのは致命的で、MCUスパイダーマンシビルウォーで初登場した後の物語だったため、そもそもスパイダーマンになったきっかけや能力の詳細など、背景が全く理解できないままだったため、「スパイダーマンは蜘蛛に噛まれて能力を得たらしいけどその認識でいいの?」とか「糸の生成みたいな話があったけど自分の中から糸を出してるの?それとも生成して溜め込んだものを出してるの?」などなど、よくわかんねーなと思って乗れなかったのだった。
    ただ、登場した全てのキャラやアクションや展開は良いものだったので、スパイダーマンを知ってればもっと高い評価だったと思う。
  15. ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
    もはや何故面白いと感じなかったのかさえ覚えていないけど、何か一つ決定的に気に入らないものがあったようなきがする
 
以上、昨年見た映画ランキングでした。
今年は、昨年見られなかった「スターウォーズ/最後のジェダイ」や「オリエント急行殺人事件」を見たいし、アニゴジやMCU作品、ダークタワーやリメンバー・ミーパシフィック・リムジュラシック・ワールドなどなどを見たい。
 
 
それでは。
Fate HF2章はちゃんと今年公開されるのだろうか……)

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 最近ゆっくりと読んでいるのだけれど、真面目に人生のヒントを求めて神話を読む気になってきている。